◆治療コラム◆むし歯治療【コンポジットレジンを用いた修復】2022.08.16


 

今回はむし歯治療のお話です。

コンポジットレジンを用いた修復法についてご説明させていただきます。

歯科用語ではCR充填とも呼ばれています。虫歯を取り除くために歯を削った箇所に、コンポジットレジン材料(白いプラスチック樹脂)を充填し、光を当て固める方法です。

 

コンポジットレジンを用いた修復は基本的に保険適用内で行うことができ、むし歯部分のみを削るので、健康な歯の部分を残すことができます。

 

型を取る必要がないので1回の比較的短い時間で修復が可能な治療です。

 

むし歯の広がっている範囲によって、コンポジットレジンで修復できる場合とできない場合があります。コンポジットレジンで修復できない場合は詰め物やかぶせ物で補綴することになります。

 

◇◆◇コンポジットレジンを用いた修復の全体の流れ◇◆◇

むし歯の進行が神経に近い場合は局所的なレントゲンをお撮りすることがあります。

目視で見えづらい部分は口腔内カメラで写真を撮り、モニターで表示してお見せします。

必要に応じて麻酔をします。

むし歯のある箇所や古くなった詰め物を取り除きます。

歯の表面に材料がつきやすくなるよう下処理を行います。

 

⑤ 削り取った部分をコンポジットレジン(白いプラスチック樹脂)で埋めて、光照射で固めます。

形を整え、かみ合わせを調節し、最後に研磨します。

口腔内カメラで写真を撮り、ビフォーアフターをお見せします。口腔内カメラを使用することで奥歯や歯の隙間など患者さんが鏡では見えにくい場所も見えやすくなり、どの歯が、どうむし歯になり、どう治療されたのかが可視化できるので説明が分かりやすいと思います。

 

※神経に近いところまでむし歯があった場合、削った刺激や材料が固まる時の熱で痛みが出ることが稀にあります。

 

 

———————— メリット ————————

1回の治療で完結できます。

光で材料を固めるので、治療後すぐに飲食が可能です。

ある程度、個人に合った色で修復できます。

削る範囲を必要最低限に抑えます。

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———————- デメリット ———————–

プラスチックのため吸水します。そのためにおいが出たり、変色したりします。

決して長く持つ素材ではありません。隙間から再度むし歯になることがあります。

金属やセラミックに比べると強度がありません。

広い範囲でむし歯になっている場合は、この治療は向いていません。

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