イメージ

インプラントImplant

インプラントとは?

インプラントとは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着することで歯の機能と見た目を取り戻す治療法です。

インプラントは、顎の骨に直接固定される人工歯根を使用するため、天然の歯と同様の安定感と噛み心地を実現できます。見た目も自然で、発音や食事の際の違和感が少ないため、多くの患者様から高い評価を得ています。

ただし、インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態や顎の骨の量・質など、事前の精密な検査と診断が必要です。また、治療後もインプラントを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスと適切な口腔ケアが欠かせません。

当院では、最新の技術と設備を導入し、安全で安心なインプラント治療を提供しております。経験豊富な専門医が患者様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。インプラントに関するご不明点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

こんな方におすすめ

  • 顎の骨を健康に保ちたい方
  • 取り外し式の入れ歯に抵抗がある方
  • 硬いものでもしっかり噛みたい方
  • 発音や会話がしにくくて悩んでいる方
  • 見た目にもこだわりたい方
  • 複数の歯を失ってしまった方

当院のインプラント治療における特徴

当院では、高度なインプラント治療を提供するため、30年以上の臨床実績を持つインプラントシステム「アンキロス」を採用しています。
下記の6点を評価してアンキロスを採用しております。

①安全性の高い純チタンを使用

アンキロスは、人体との親和性が非常に高い純チタンを使用しています。純チタンは、人工関節や人工心臓などの医療機器にも広く使用されており、長期にわたる使用にも耐えうる安全性が確認されています。

②高い骨結合力

アンキロスには、骨とインプラントの接合を促進させるための表面加工が施されています。骨との接合も強固となり、治療期間の短縮や安定性の向上といった効果もあります。

③優れた負荷分散設計

アンキロスは、先端に向かって徐々に深くなっていくスクリュー形状となっており、骨への圧力が均等にかかるように設計されています。そのため、骨に過剰な負担がかからず、インプラントの緩みも発生しにくくなっています。

④接合部の高い安定性

アンキロスは、インプラントと上部構造(アバットメント)の接続部分が緊密になるように設計されており、細菌が侵入するのを防ぎます。細菌の侵入を防ぐことで感染リスクが低減し、インプラント周囲の骨や歯茎の健康を維持しやすくなります。

⑤高い審美性

アンキロスは、歯肉の退縮が起こりにくいため、自然な歯茎のラインを維持することができます。見た目を重視する方にも、安心して選んでいただけるインプラントです。

⑥5年後の生存率が97%以上

17,000名以上の患者に埋入された55,000本以上のアンキロスのインプラントは、5年後でも97%を超える生存率を記録しています。適切なメンテナンスを行うことで、長期にわたって使用することができます。

<h2>骨が足りない方には骨造成まで対応</h2>

当院では骨の量が不足している患者様でも、骨造成手術によって治療が可能です。「サイナスリフト」「ソケットリフト」「GBR」など、患者様の状態に応じた骨造成技術を提供しています。

サイナスリフト

サイナスリフトは、特に上顎の奥歯部分にインプラントを入れる際に行われる骨造成手術です。上顎洞(副鼻腔)の底部を持ち上げ、そのスペースに自家骨や人工骨などを補填することで骨量を増やします。

手術の侵襲性がやや高く、回復までの期間が長いことが特徴です。骨が安定するまで8~10ヶ月ほどかかることがありますが、大規模な骨造成が可能なため、骨量が非常に少ない患者様にも有効です。

サイナスリフトが必要となるのは、主に以下のケースに当てはまる方です。

  • 上顎の骨が4mm以下の方
  • 上顎洞に近い部位にインプラントを入れる方
  • 上顎に大きな骨造成が必要な方

ソケットリフト

ソケットリフトは、サイナスリフトよりも侵襲が少なく、治療期間が短い手術方法です。上顎洞の粘膜を持ち上げ、そのスペースに骨補填材を注入する点ではサイナスリフトと同様ですが、歯の抜歯後の空間やインプラントを埋入するための穴から注入を行うため、負担が小さくて済みます。

手術後の腫れや痛みも比較的少なく、回復が早いのが特徴です。骨補填材の注入とインプラント埋入を同時に行うことができるため、3~4ヶ月で治療が完了することが多いです。

ソケットリフトが必要となるのは、主に以下のケースに当てはまる方です。

  • 骨の厚みが5mm以上でやや骨が足りない方
  • 上顎の奥歯にインプラントを予定している方
  • 比較的早期にインプラントを希望する方

GBR(骨誘導再生法)

GBR(Guided Bone Regeneration・骨誘導再生法)は、自家骨や人工骨を使用して、インプラントを安定して支えるための骨を再生させる施術です。正しい場所で新しい骨として再生できるように、メンブレンと呼ばれる特殊な膜で保護し、余分な細胞が骨補填材に入り込まないようにします。

骨の幅や高さが不足している場合に有効で、サイナスリフトやソケットリフトとは異なり、上顎だけでなく下顎や他の部分にも適用できます。広範囲に骨を造成できる一方で、治療期間が長くなる傾向にあります。

GBRが必要となるのは、主に以下のケースに当てはまる方です。

  • 骨幅や骨量が不足している方
  • インプラント埋入予定の部位に広範囲な骨造成が必要な方
  • インプラントの安定性を確保したい方

骨造成手術を行うことで、骨が不足している場合でもインプラント治療を受けることが可能です。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、患者様の骨の状態や治療内容に応じて、最適な治療法を提案いたします。

インプラント治療のメリット

天然の歯に近い噛み心地

インプラントは顎の骨に直接固定されているため、噛む力や噛み心地は天然の歯とほとんど変わりません。硬い食べ物も快適に噛むことが可能で、ストレスなく食事を楽しむことができます。

 健康な歯に負担をかけない

入れ歯やブリッジとは異なり、インプラント治療では隣の健康な歯を削る必要がありません。金具などで他の歯を支える必要もないため、残っている歯を守りながら治療を進めることができます。

 審美性に優れている

インプラントは金具などを用いることなく固定できるため、審美性に優れています。天然歯と比較しても自然に見えるため、他人から見てもインプラントだと気付かれにくいでしょう。

 長持ちしやすい

一般的な入れ歯の寿命が5年前後であるのに対して、インプラントの生存率は9割以上が10年を超えています。生存率を高めるには適切なメンテナンスが必須ですが、他の治療と比較しても長持ちしやすいといえます。

 骨の健康を維持する

歯を失ってしまうと顎の骨が次第に減少していきますが、顎の骨にインプラントを埋め込むと刺激を与えることができるので、骨が痩せるのを防ぐことができます。

 取り外しの必要がない

入れ歯とは異なり、インプラントは固定されているため、取り外して清掃する手間がありません。日常のケアも通常の歯と同じように行うことができます。

インプラント治療のデメリット

 外科手術が必要

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋め込むための外科手術を要します。手術中の痛みや術後の腫れ、出血などの副作用が発生するリスクがあります。

 治療期間が長い

インプラントが骨としっかり結合するまでには数ヶ月かかるため、治療全体が長期にわたることが一般的です。症例によっては1年ほどかかる場合もあります。

 費用が高額

インプラント治療は保険適用外となることが多く、1本あたり30万〜50万円ほどの費用がかかります。さらにインプラントの破損や不具合があれば修理が必要となりますが、保証期間中であれば無償もしくは一部負担で済むことがあります。

 定期的なメンテナンスが必要

インプラントは、日常的なケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。メンテナンスを怠るとインプラントの周りの組織が炎症を起こす「インプラント周囲炎」などにかかるリスクがあり、最悪の場合はインプラントの脱落につながることもあります。

 インプラントが適用できないケースもある

インプラントを埋入するためには、十分な骨量が必要です。骨が不足している場合、骨を増やすための骨造成手術などが必要となり、治療が長期化することがあります。

また、免疫力が低下していると「インプラント周囲炎」にかかるリスクが高まるため、糖尿病や腎疾患を抱えている方や、妊娠中の方などはインプラント治療ができません。

当院のインプラント治療の流れ

STEP01

初診カウンセリング・検査

患者様の口腔内の状態を詳しく確認し、インプラントが適しているか判断します。歯科用CTやレントゲン検査を行い、骨の状態やインプラントを埋入する位置を正確に把握します。治療期間や費用についてもご説明いたします。

STEP02

治療計画の作成

検査結果をもとに、最適な治療計画を立案します。インプラントの埋入位置や使用する素材、骨造成の有無などを決定し、治療計画の詳細を患者様に共有します。

STEP03

インプラント埋入手術

局所麻酔をして、インプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行います。手術は通常1~2時間程度で完了しますが、インプラント体が骨と結合するまでには通常3〜6ヶ月かかります。

STEP04

二次手術

インプラントと骨が十分に結合した段階で、歯茎を開いてインプラントに「アバットメント」という土台を装着します。

STEP05

人工歯の装着

インプラントが骨としっかり結合した後、人工歯(被せ物)を作成し、アバットメントに装着します。その後、見た目や噛み合わせの調整を行えばインプラント治療は完了です。

STEP06

メンテナンスと定期検診

インプラント治療後も、定期的なメンテナンスが必要です。インプラント自体は虫歯になることはありませんが、周囲の歯肉や骨が炎症を起こす「インプラント周囲炎」を防ぐため、定期的なチェックが必要となります。